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泣けたCM。

小っ恥ずかしい話だが、不覚にもTVCMを見て泣いてしまったよ。
キッチン用品メーカー「サンウェーブ」社の『サンヴァリエ〈ピット〉』というシステムキッチン のCM……カンガルーの着ぐるみを着たガキが出てくるアレだ。
見たことがある人は多いだろうし、サンウェーブのサイトでも見られるので(下記参照)、ストーリー構成などは省くが、「♪パ〜タパ〜タく〜ん」という唄がもの悲しいせいもあって、見終わった途端に落涙してしまった(T_T)。

2007_05cどうしてか——

——子供が見ている「夢」に見えてしまったからなのだ。

オレには、子供が、母親との理想的な関係を夢想しているように見えてしまった。現実には、母親との関係が「甚だよろしくない」のかもしれず、それゆえ夢の中に、自分に優しく接してくれる“もう一人の母親”をつくっている……ように見えてしまったのだ(だいたい、着ぐるみなんぞ着ていることからして非現実的だし、現実の母親だったら、物を隠したりしたら、確実に叱るに決まってる!)

もちろん、CMの企画者はそんなコトはまったく考えてないはずで、制作したクリエーターにとやかく言うつもりは毛頭なく、あくまで「オレにはそう見えてしまった」というだけの話なのだけれど、そんな風に見えてしまったのは、やはり最近、親が子を虐待したり、子が親を殺めたり……といった出来事を耳にすることが多くなっているからなのだろうと思う。

【参考/サンウェーブ社 広告ギャラリー】
http://www.sunwave.co.jp/gallery/cm.html

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忘れられた男。

前にも書いたことがあると記憶しているが、ワタシゃよく忘れられる。
レストランで注文を忘れられ、放ったらかしにされたことは数知れず。会社員時代には、社員旅行で行った沖縄で、オレだけホテルに置いてけぼりにされたこともあった(朝10時頃、ベッドのシーツを替えに来たオバちゃんに起こされた。同室のヤツも含め、他の連中はサッサとゴルフだの海だのへ行っちまいやがった。しょ〜がねェから、一人で那覇市内を観光して回ったよ。かえって気楽でよかったがな)。

それでも、ここしばらくはそんな事もなく、穏やかな日を送っていたのだが、今日は久しぶりに忘れられ、心底ムカついてしまった。それも、レストランなんかではないぞ。「銀行で」だ!

2007_05dその銀行には通販の代金振込と自動車税の納入に行ったのだが、通帳がいっぱいになってしまっていたので、ついでに新しい通帳に繰り越してもらうことにしたのだ。窓口の順番札を取ったのは2時半過ぎ。3人ほど待った後で、ようやくオレの番となった。払い込みはすぐ終わったのだが、「新しい通帳は今、お作りしていますので、もうしばらくお待ち下さい」と窓口のネェちゃんに言われ、腰掛けて待っていた。

しかし、なかなか呼ばれない。そのうち3時になり、入口の扉は閉められてしまった。混んでいたので、時間がかかるのは仕方なかろうとは思っていたが、店内の客はどんどん少なくなっていく……。いくらなんでも遅いので、窓口のネェちゃんに一体いつになったら出来るのかと問い合わせたら、奥にいる行員が、処理をすっかり忘れていたことが判明した!
結果、そこからさらに待たされたのである。「申しわけありませんでした」と通帳を持って来た行員をにらみつけ、鷲づかみにして店を出たのだが、結局、たかがカネの振り込みと通帳更新だけで40分もかかってしまった。
都市銀行は昔から嫌いなのだが、ますます嫌いになったぜ。まァ、辛抱強く待つオレもオレだと思わなくもないが、こちとら、ちゃ〜んとやってくれていると信じて待っていたのだ。だから、せめてティッシュの1つくらい、お詫びに添えろ!

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15歳に聞け!

『国民投票法』が成立したな。
これについては、オレも考えがないわけではないのだが、ここではそれについてではなく、テレビの報道番組を笑ってやろうと思う。

投票権が「18歳以上」になったのを受けて、早速、ニュース番組では、渋谷の街を行く18歳の若者たちに「どう思う?」とインタビューしていた。中には肯定的な意見もあったが、案の定「え〜? それはちょっと……」という声が大半だった。
まァ「こんな、な〜んも考えてないガキどもに投票権を与えたって、意味ねェんじゃねェの?」って印象づける意図が透けて見えるのだが、ちょっと待て。今の18歳にインタビューしてどうする。この法律が施行されるのは3年後なのだぞ。その頃、ヤツらは21歳になっているワケで、最早、18歳がど〜のこ〜のと言える立場じゃなくなってるだろ〜に。

2007_05e今回の場合、「3年後に18歳になっている層」にインタビューするのが正しい。15歳——つまり中学3年生ね。「なおさらガキじゃん」と思うかもしれないが、意外とまともな意見が返ってくるのではないか。若いほど将来について希望をもって考えるモンだし、20歳だと5年後なので「ちょっぴり遠い未来」だが、18歳は3年後なので「すぐやってくる未来」という感覚だと思うから、結構真剣に考えるだろう。それなりの“心構え”もできると思う(ちなみに、オレ自身の思い出を言うと、中3の頃は、早く「17歳」になりたかった。17歳から“大人同然”という感覚があった)。

全ての報道を見たわけではないから断言することはできないが、中学3年生の意見を聞いていた局は、おそらくなかったのではないか。
オレが「報道を鵜呑みにしちゃイカンな」と思うのは、こ〜ゆ〜時なのである。

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Mのこと。

先だってアップした記事『一寸先でひっくり返る』で、最後に「この話には“前ふり”がある」と書いた。それについて書こうと思うのだが、少々気が引ける。他界した同級生Mのことに触れなければならないから。実は、車にぶつかった日の午前中、オレはMの葬儀に参列していたのだ。

続きを読む "Mのこと。"

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最近の仕事から(2)

東京都多摩市にあるテーマパーク『わんにゃんワールド多摩』のサイトに定期的にアップされている動画番組『わんにゃんワールド Webステーション』のタイトルロゴとキャラクターを製作しました。番組MCの園長さん(女性)と、番組マスコットのワンちゃんがモデルです。下記URLよりご覧下さい。

ここは“イヌ好き”にはたまらないトコロですね。ネコと触れ合える「キャットマンション」という施設もあるので“ネコ派”も楽しめます。最初の打ち合わせに行った際に見せてもらったら、子供の頃に飼っていた三毛猫のことを思い出してしまい、思わず抱きしめてしまったよ(冬になると、よく、オレの布団の中に入って来たっけ……)。

Aimoskey_type04

【わんにゃんワールド多摩】
http://www.wannyan-tama.com/

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一寸先でひっくり返る。

3日付けでアップした“泣き言”に対し、各方面から、励ましのブログコメントやメールを頂戴しました。大変遅くなりましたが、厚く御礼申し上げます。

ところで、メールの中に、記事中の「オレ自身が車にぶつけられたり」の一文について「どうしたのか?」というお問い合わせがあった。ド〜もコ〜もない。文字通りである。走ってきた自動車に接触し、ひっくり返ったのだ。公道上ではなかったが、現場検証をしたから、警察では「交通事故」として記録されているはずである。
そうそう記事ネタもないので、この一件について書くことにしたい。

話は3カ月ほど前にさかのぼる。2月の連休2日目のことだ。

その日の夜7時過ぎ、オレは地元のショッピングセンターへ行った。ちょいと買い物をして、帰りに晩飯を食って帰るつもりだった(当日、家にはオレ一人しかいなかったので)。
広い駐車場に車を停め、車を降りて、センターに向かって歩き始めた。右から車が来たので立ち止まったら、車はスピードを緩めた。てっきり「停まってくれた」と思い、歩き始めた途端、その車は急発進(後で聞いたら、徐行したのは、立体駐車場から車が降りて来ないか、確認するためだったとのこと)。オレはあわててよけようとしたが、よけきれず、右脚に車の前方左角が衝突、はじき飛ばされて後ろ向きに腰から転倒した。

2007_05a「だ、だいじょうぶですか?」と降りてきたのは20代後半とおぼしきニィちゃん。「救急車呼びましょうか?」と言われたが、骨折しているわけではなさそうなので、救急車で運ばれるような大事ではないと考え「とりあえず、病院に連れてってくれ」と頼んだ(その時は「激痛」というほどではなかったのである)。
病院でレントゲンを撮ったら、幸い骨には異常がないようだったので、ひっくり返った時にできた擦り傷の応急処置をしてもらい、痛み止めの薬をもらった(当然、治療費はドライバーが支払ったのだが、保険証を持ってなかったため、窓口で一悶着があった)。

それからが大変である。再びショッピングセンターに戻り、警察を呼んで現場検証(ドライバーは警官から「小さな事故でも、すぐ知らせなさい」と怒られていた)。全てが終わった時には10時近くになっていた。そしてようやく帰宅したのである。

え? どうやって帰宅したか? 「自分で車を運転して」である。その時は、痛みはそれほど激しくはなかったのだ。「不幸中の幸いだった」と思いながら帰ったのだったが、やはり、コトはそう甘くなかった。帰宅した途端、腰が激しく痛みだしたのだ。事故の痛みは後から来ると話には聞いていたが、本当だった! オマケに寒気までしてくる始末。しばらく横になっていたが、それをおして起き上がり、買い置きのインスタントラーメンを作って空腹を満たし、痛み止めを飲んで、再び横になった。こ〜んな夜に限って、家にはオレ一人しかいない。
そうなると、ホント〜に心細くなってくるものだ。独居老人の孤独とは、このようなカンジなのかもしれん……そう思ったら、このまま冷たくなって、随分経ってから発見される自分を幻視してしまったよ。

翌日は、さすがに仕事にならなかったので静かに過ごし(腰の痛みは腹筋にまで広がった)、その翌日、もう一度病院へ行って精密検査を受けた。またレントゲンを何枚も撮られたが、やはり、脚も腰も肩も骨の異常は見られず、胸を撫で下ろしたのだったが、医者からは「後から症状が出ることも多いから」と、しばらく通院するよう指示されてしまった。通院は週1回でよいとのことだったが、結局先月まで、足かけ3カ月通ったのであった。

よく「一寸先は闇」と言うが、今回ほど、それが身にしみて感じられたことはない。幸い軽傷ですんだが、あの時、もう半歩前に歩み出ていたら、車の正面に衝突し、進行方向に倒れたかもしれないわけで、そう思うとゾ〜ッとする。何事も用心するに越したことはない。

以上が「車にぶつけられた」の顛末である。実を言うと、この一件には“前ふり”があるのだが、長くなったので、それについては、後日、改めて記すことにする。

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最近の仕事から(1)

国土交通省 京浜河川事務所発行の三つ折リーフレットを担当しました(構成+イラスト+コピー)。神奈川県内の3河川(多摩川、鶴見川、相模川)流域の雨量や増水警戒情報を、携帯電話に直接配信するサービス「マルチコール」のPRと登録促進を図るためのものです。神奈川県在住の方は、どこかで手にすることができるかもしれません。

Keihin_200705_1

《参考:京浜河川事務所》 注:本リーフレットについての記述は特にありません
http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp

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なかなか出来がよかった『怪奇大作戦 セカンドファイル』。

リンク集の中でも公言しているが、ワタシゃ、円谷プロ制作による往年の特撮ドラマ『怪奇大作戦』の大ファンである。
知ってる人は知ってるだろうが、1968年に『ウルトラセブン』の後番組として日曜夜7時から放送されたこの番組は、怪奇な事件を「SRI」(科学捜査研究所)という組織が解き明かしていくという筋書きで、当時高視聴率を上げた。まァ、今改めて見ると(DVDが出てます)、稚拙な特撮があったり(CGなんてなかったんだから、こりゃ仕方がない)、正直「設定に無理があるんじゃないの?」と思わなくもないのだが、動機無き無差別殺人を扱った『かまいたち』(第16話)とか、『チャイルトプレイ』の先を行っていた『青い血の女』(第7話)など名作も多く、特に、実相寺昭雄監督による『呪いの壺』(第23話)と『京都買います』(第25話)は「最高傑作」の呼び声が高い。

その名作ドラマが『怪奇大作戦 セカンドファイル』としてリメークされ、先ごろNHKのBSで放送された(全3話)。まず、4月にBS-hiで放送され、ゴールデンウィークにBS2で再放送された(再放送では旧作のセレクトも併せて放送)。
で、ワタシゃ再放送で全3話を見たのだが、これがなかなかの出来映えなのだ。中でも『呪怨』の清水崇監督が演出を担当した第1話『ゼウスの銃爪』は傑出している。“元ネタ”は「人体発火」を描いた旧作第4話『恐怖の電話』だが、これが“今風”にアレンジされており、思わず「なるほど、そ〜来たか」と唸ってしまった。清水監督らしく、物語にも適度なユーモアがあって、なかなかよろしい。

2007_05bリメーク版について、ファンサイト等では、当然ながら、賛否両論があるようだ。評価する人の中でも、ワタシ同様「第1話がいい」という人がいる一方で、「第2話(昭和幻燈小路)がイイ」「いや第3話(人喰い樹)だ」との声もあがっている(でも、やっぱりワタシゃ第1話を推す)。

旧作で岸田森、勝呂誉、松山省二、原保美、小林昭二、小橋玲子が演じた主要登場人物を演じるのは、西島秀俊、田中直樹(ココリコ)、青山草太、岸辺一徳、寺田農、美波といった面々。旧作とはキャラクターのイメージが異なるが、同じキャラをリメーク版に求めるのは不粋というものだろう。なお、SRIの正式名称が「特殊科学捜査研究所」になったのは、旧作と同じ「科学捜査研究所」では、現実にある組織と混同されてしまうからだと思う。

NHKのことだから、いずれ地上波でも再放送するんじゃないだろうか。その折には、ぜひ見てみていただきたい。また、NHK製作の割には(といってはナンだが)意外に出来がよかったので、「半期に3作ずつでもいいから、続きを作ってほしい」と個人的には希望しておく。これからもちゃんと受信料払うから。

《参考:怪奇大作戦セカンドファイル 公式サイト》
http://www.nhk.or.jp/kaiki/

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ど〜もイカンね。

年初に「再開」を宣言したのも束の間、またまた長い“隠遁状態”に陥ってしまった。
この間、仕事が多忙な時期があったのは確かだが、更新しようと思えば出来なかったワケではない。ひとえに「気力」のモンダイなのである。ちとカッコつけて言うなら、アレコレ戯れ言を書いて公表することに、何だか「意味」を見いだせなくなってしまったのだ。もしかしたら、ブログってのは、オレにはあまり向いてないのかもしれぬ。

ど〜も昨年あたりから、以前ほど、面白がったり、感動したりする気力が薄らいできた。それを実感することで、ますます気が滅入るという悪循環(昨年の長いブログ放ったらかしは、実はコレが直接の原因)。
そんな精神状態でも、イラストの依頼が来たら描かねばならぬ(描かなかったらゴハンが食べられない。そしたら気力どころか体力まで弱まってしまう)。しかし、仕上がった絵を見ると、あんまり“気持ち”が載っていないのがわかる。クライアントさんは喜んでくれたが、オレは内心何だか申し訳ない気持ちになる。
「これじゃイカンな」と、年が改まったのを機に「エイやッ」と体を動かしてブログを「再開」してみたのだが、やはり長くは続かない。直後、旧友が他界したり、オレ自身が車にぶつけられたり、といった出来事が続いた。さらに、将来への“漠然とした不安”が頭をもたげ、ますます落ち込んでしまう始末。もしかしたら、こ〜ゆ〜のを「軽症うつ」と言うのかもしれぬ。

それでも、今日は天気がイイせいか、久しぶりにココに書いてみようという気になった。ブログ上では、ウソでもはしゃいだほうがいいのかもしれないが、そんな気分にはなれない。まァ、たまにゃ“泣き言”を書いてもバチは当たるまい。ついでに、“隠遁状態”に入る前にアップするはずだった記事も2つアップし、バナー画像も替えてみた。
また“隠遁”する可能性は大きいが、「少しでも前向きになろう」という“気力”が、最近ようやく起き始めている。書けば少しは何とかなるかもしれない。

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