怒りの師匠。

【5月3日(水)】 本来、楽しく愉快であるハズの場所で、不快な気分にさせられるほど、不愉快極まりない事はない。

 今日は「立川流落語会」(日暮里サニーホール)へ行ったのだ。久しぶりのナマ落語なので、大笑いして楽しんでいたのだが、中入りの前、桂文字助師匠が演じている時のこと。後方でオヤジの話し声がした。それもボソボソいうような小声ではない。ハッキリとよく通る声。小さなホールだから、なおさら耳障りだ。
 これでは演者も集中できない。師匠、腹に据えかねたのか、噺を終えて高座を下りる際に「ケータイは外でやって下さいね! お願いしますよ!」と後方の客席に向かって注意した。

2006_0503 そして中入り。トイレに行って戻って来たら、ホールの入口で、一人の女性と、70歳前後と思しきオヤジが言い争っていた。女性がさっきの件で注意したらしい。しかしオヤジは、盛んに「ボクはやってない!」と反論していた。
 そのオヤジは席に戻ってからも「ボクじゃない。ちゃんと切ってあるじゃないか」と、ケータイを手にしながらブツブツ言っていた

 さっきの声の主が、このオヤジだったのかどうかはわからないし、ケータイで会話している話し声だったのかどうかも定かではない。ただ、これは憶測だが、さっきの声は“独り言”だったのではないか。「終わりだ終わり!」などと言っていたようだったから、その噺を知っているとかで、聞いていて面白くなく、その思いがつい口を突いて出てしまったのかもしれない(思った事を、無意識に口走ってしまう人が時々いる。かく言うオレ自信も思い当たる節があるんだけれど……)。

 しかし、だからと言って許されるモノではないゾ。場内の全員を不快にさせたのは間違いないのだからな。公共の場で傍若無人にケータイをかける若者がヤリ玉に上げられたりするが、中高年にも非常識な人間は相当いる。

 「いいオトナなんだから」という言葉は、もはや通用しないのかもしれん。

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散弾銃な二人。

【9月14日(水)】 安達祐実が“電撃結婚”なんだそうな。相手は「スピードワゴン」の井戸田とかいうヤツだそうだが、コイツのこと、実はオレ、よう知らん。お笑い番組、最近あんまり見ないからね。報道を見て「あァ〜、なんか見たことがあるような気もする」と思った程度……ってェことは、記憶に残るような実力じゃあないようだが、今のところオモシロがられているらしいから、まァイイんじゃないの。

 それにしても、またまた“できちゃった婚”かよ。こうもデキコンばかり続くと、ど〜も考えちゃうんだよな。まァ、今さら倫理だのモラルだの道徳だのを持ち出すつもりはないけど、な〜んか“違和感”あるんだよ。つまりナンつ〜か「そんな満面の笑顔で、世間様にご披露するような事か」ってコトなんだよな。

 「できちゃった結婚」って、英語じゃ「ショットガン・マリッジ」(shotgun marriage)っていう。妊娠させた娘の親父に「ウチの娘、キズモノにしやがって! このオトシマエ、ちゃんとつけてくれるんだろ〜な!」と散弾銃を突きつけられ、無理矢理教会に連れてかれて結婚式を挙げさせられる……って話に由来するらしい。

 今の世の中、散弾銃ブッ放されることはないだろうが、ボコボコにぶん殴られるくらいはあり得ない話ではない。言い換えれば、それくらい女の方の親に迷惑かけるってことだ。男の方の親にしても「このたびはウチのバカ息子がご迷惑をおかけしまして」って心境だろう。

 そりゃあね、人の恋路に水差すつもりはないし、秘かに中絶なんかしないで、ちゃんと子供を産むのは「芸能人」っていう職業の特殊性を考えれば、エラいと思うよ。結婚するのだって、自分らがした行動の責任をキチンと取っていると言えなくもない。
 ただねェ……双方の親に迷惑かけたことは間違いないわけだし、社会的な影響ってことを考えると、笑顔で記者会見して言うようなコトじゃないと思うんだがなァ。

2005_09-14

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久々落語。

【5月2日(月)】 日暮里のサニーホールで開かれた立川流の落語会「日暮里寄席」へ。ここへ足を運ぶのは4カ月ぶり。チケットがまた“頂き物”なのが、ちょびっと気が引ける(^_^)ゞ。

 今回は……「ちょっと期待外れだった」ってのが、正直な感想。途中で眠気が差しちゃったですよ。噺の世界にイマイチのめりこめない。何故なんだろう(体調のせい?)。

2005_05-02 その理由がわかるほどの見識眼は、残念ながらボクにはまだない。ただね。“枕”が、型通りにゴールデンウィークネタばかりってのは「ど〜なんだろ」と思う。一人目が「ゴールデンウィーク中にもかかわらず、ほかに行くアテが無いのか、わざわざ足をお運び下さいまして」とか「中には10連休という方もおられるようですが、我々はザラに10連休になってしまいますので、うらやましくも何ともございません」とやった時にはアハハと笑えたけど、他の演者が似たような枕をやった時には「さっき聞いたよ」と思ってしまった。前の演者がやったら、機転を効かせて、違う内容にしてほしいよなァ……って思うのはゼイタクな注文?
 あとね。泣かせる人情噺がかからなかったのが不満でした。人情噺はテレビなんかじゃ、なかなか聞けないからね。

 でもまァ、それなりに噺を満喫した2時間半。終演後、ホールを出たら、チケットを下さったAさんとバッタリお会いした。
「気がつかなくてスミマセン。どの辺りにいらしたんですか?」
「やぁ、来てたのか。前の方だよ」
 考えてみれば、ボクよりずっと年上のこの方と知り合わなければ、20年ぶりくらいにナマで落語を聞いてみようなんて思わなかった。人間の縁とは不思議なモノだなァ……と改めて思う。

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